9月 4週目の様子

9月24日 (火)

9月の火曜日は【防災】がテーマでした。
1週目は防災センターで地震&強風体験
2週目は電気が使えない時のクッキング
3週目は裸足で避難した時に使える新聞紙スリッパ作り
最終週のこの日は子ども達には【防災クイズ大会】と伝えていましたが、実は避難訓練の日でした。
あえて子どもたちにはお知らせしないで、学習準備をしている最中に緊急地震速報が鳴り、職員の指示で机やテーブルの下に隠れたり、頭を守るようにしました。
今回の訓練は、火事は発生していない状況だったので、揺れがおさまったあとでそれぞれ靴を取りに行き
「建物が崩れるかもしれない!」と、近くの公園までみんなで避難しました。

子どもたちは本当に地震が起こるのかと思い、職員の指示がなくても自主的に机の下に避難することや、身近な職員のそばに行く子も多かったです。

とても立派に非難することが出来ました。


子ども達には、突然の地震速報や避難(訓練)で、ビックリした子もいたかもしれません。

でも、実際の災害は突然起こると、防災センターでもみんな学んでいます。

なので貴重な体験が出来たのでは?と思います。

お家ではなかなか避難訓練はする機会は無いかもしれませんが、万が一に備えて
防災リュックの準備や、家族がそれぞれ別の場所にいた時に災害が発生した場合の集合場所、
家のどこが危険で、どこが安全か。
火事の時と、地震の時の対応の違い等を改めて家族で話し合うのも大切ですね。

9月25日 水曜日

9月の水曜日は【ふれあいゲーム】をテーマとして、人と人との距離感や自分と他人とでは意識が違う事について学んできました。
第四回目、最終回の今回は『パーソナルスペース』です。
電車の席の設定で、順番に席に座っていくのですが、例えばガラガラの車内で何故かいきなり隣に座ってこられたらどう思うでしょう?
きっとイヤな気持ちになる人は多いと思います。
同様に席は空いているのに向かいに座られるのはどうでしょう?
気にならない人は気にならないと思いますが、「ん?」と思う人も少なくないと思います。
これまで学んだ距離感や自分と他の人とで感じ方が違う、といったことも思い出しながら、どこに座るのが良いかなぁとか、暗黙の了解なんてことも体験してもらいました。
絶対そうするのがいいという事ではありませんが、なんとなく世の中について知っていただけたらと思います。

今月のふれあいゲームの活動を通して、人と自分の考え方の違い、自分はOKだけど他の人にとっては嫌なこともある事を学べたかな?と思います。

「自分だけがいい」なんて思わず、周りの人の気持ちも考えてみたり、
「自分だったらどうかなぁ?」というのも考えられるような人になっていただきたいですね!

9月26日 木曜日

木曜日は個別活動です。

今週は縄跳びの練習に向けて、身体の使い方を学ぶチーム

学校でよくあるトラブル場面を4コマを使って、登場人物の気持ちを考えてみるチーム

手先、指先の巧緻性を高めるためにスプーンですくう活動を行っている子や

手先の器用なお子さんは、将来のお仕事にも繋がるようにと手芸の活動でヘアゴムを作りました

また、机の時間と個別活動の時間全て学習を行うチームもあります。

来月も個別活動は子どもたちのちょっと頑張りたいこと、出来るように、わかるようになりたいことを中心に準備していきたいと思います💚

9月27日 金曜日

今月の金曜日は【勝敗のある活動】テーマにゲームを行ってきましたが、最終週のこの日は風船バレーを行いました!

職員も交えて4人4チームに分かれて行います。
ルールとしては、相手チームに風船を返すときは、自分のチームで1回以上ラリーをしてから返します。
先に5点取ったチームの勝ちとし、トーナメント戦で行いました。

勝敗のある活動となると『勝たなければいけない』『負けられない』と思って、それだけでそわそわしてしまう子も多いのです。

勝つために頑張ることももちろん大事、勝れば嬉しい、負けたら悔しい、それも当然の気持ちです。

でもそれだけではなく、ルールに則って出来ることがかっこいい事、負けが見えても最後まで頑張っている姿がかっこいい事、自分の番じゃない時にお手伝いをしてくれることも素敵なこと。

そういったことにも目を向けてもらえたらと思っています。

最初はサーブに対して1回で返してしまうところ、やって行くうちにチームで「はい、〇〇ちゃん!」と声をかけ、チーム内でラリーをしてから返すようになりました*

点数も拮抗していて白熱したトーナメント戦でした!

この日はみんな、最後まであきらめることもなく、負けてもお手伝いを行ったり、すてきな姿が沢山見られました!

今後も勝敗のある活動もあると思いますが、気持ちのコントロールだけでなく、勝敗だけではない事にも目が向けられるように支援を行えたらな~と思った職員でした

活動日記